熱が出た時

熱は体に入ってきたウィルス・細菌をやっつけるために上がっていきます。顔が青白く、「寒い」と震えている時です。この時に解熱剤を使っても効きませんし、病気を悪化させる原因になります。もう1枚毛布を掛けたり、抱っこして熱が上がりきるのを待ちましょう。

熱が上がりきって安定すると顔が赤くなり、「熱い」と汗をかくようになります。この時は薄着にし嫌がらないなら氷まくらを使ったり、動脈があるところ(首、脇)を5〜10分冷やしてあげます。
汗をかいているなら下着・シーツをこまめに取り替えましょう。

「熱を出すと脳に障害がでる」とおでこに「熱冷却シート」を貼っているのをよく見ますが、熱による脳障害はありません。おでこを冷やすのも子供が気持ちよさそうなら構いませんが、熱には関係ありません。

熱がある時に1番怖いのは脱水症状です。充分に水分補給をしましょう。

解熱剤は病気の根本を治療する薬ではありません。ゆっくり睡眠をとらせるため、食事をさせるために一時的に熱を下げ、体力の回復を助けるものです。病院で受診し熱の原因を調べてもらい、医師の指示で解熱剤を使いましょう。


病院に行くタイミング

救急車を要請しなければならない症状(緊急を要する症状)
・生後6ヶ月未満の赤ちゃんで、けいれんを伴う時。

車やタクシーで診察時間外でも受診しなければならない症状
・ぐったり、ゴロゴロしている。
・41℃以上の熱。
・水分が取れない。飲みたがらない。
・生後3ヶ月未満の赤ちゃん。

家庭で様子を見る
・遊ぶ元気がある。
・食欲はないが、水分は取れる。

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